さて、密かに昨日1人スパで飲んでおりました。
たまたま家族連れが多く、混雑しておりましたが温いお湯につかりながら考え事をしていると色々アイデアが浮かんだりするものです。
20代から30代の前半はスパとか温泉等にそれほど興味はなかったのですが、「不惑」の足音が近づいてくるようになってからは疲労感を抜きながら物を考えるのにちょうどいいと週に1回くらいのペースで行くようになってしまいました。
お風呂上がりの生ビールがやたら美味しく感じるというのもあり、行くたびに自称「経済活動家」として散財してきてしまいますが、どっぷり2時間とかお風呂につかりながらよく考え事をしています。
そんな中、折角営業の会用のブログを始めたので自主的にとブログのネタを考えていたところ、以前に書いた自分のブログ記事のリプレイスができるなとか思いつきました。
なので、今日はそのネタを記載しようと思っております。
先日の勉強会で、大事なのは自分の代理を作る事という話をしたかと思います。
自分の代わりに自分の持ち物に働いてもらわないと、毎日給料を稼ぎに会社に行き続ける事になり、同じ事の繰り返しになると。
ある意味、社会生活は代理作りゲームなんじゃないかと思うくらい、自分の「代わり」は重要です。
何故協力が必要なのか?
人においては1+1が2ではなく、3にも4にもなると言われております。
かけ算であると。
以前のメーカーでも私がお客さんに営業をしていて相見積もりでライバルが強力な時がありました。
そして同じ商品なので完全にぶつかっている状態で、真っ向勝負するしかない状態。
競合他社が強く、そのまま勝負すれば負けるリスクが高いなと。
こういう場合、私は元々営業力があるわけではないので普通に戦ったら多分完敗です。
かといって何もしないのも営業として間違っています。
そこで、考えます。
自分一人で強大な相手に勝てないのであれば、誰と組めば競合に勝てるか?
N島<競合
これを・・・
(N島+誰か)>競合
そう、自分より優秀な代理を味方につける事で結果的に勝ちに行きます。
そもそも、自分一人でできることは限られておりますし、自分より得意なスキルや有利な立場を持っている代理を立てれば、自分がそうである必要はまったくありません。
勝てない相手と自分が戦うよりは、勝てる人に代理で戦かってもらえばいい訳です。
アメリカの自動車会社フォード社の逸話に面白い話があります。
以前に、自動車王ヘンリーフォードは大成功した後、マスコミから「学歴がない」「幼稚な発想」との世論を巻き込んだ大バッシングに遭いフォード社を追われる窮地に立つことになりました。
事態は裁判にまで発展し、裁判で原告側からヘンリーがいかに学歴がないか、社交界のマナーがないか、知識がないか、肝心な機械工学の知識すらないか、などなど延々と経営者に適してないとなじられ窮地に追い込まれます。
そしてある時、相手側の弁護士に自分の会社の専門的な話について聞かれ、それについて知らないことを揶揄されると、こう答えた。
『そのような質問をするなら、私はあなたに言っておきたいことがあります。私の机の上には、たくさんのボタンがあります。その中の正しいボタンを押しさえすれば、私が必要としている知識を持った部下がすぐ来てくれ、正しい答えを私に教えてくます。私がどうしてあなたに答えるために、一般知識を全部詰め込んでおく必要があるのでしょうか。』
これも核心をついていて、自分の代わりにやってくれる人がいるのであれば自分でやる必要はないのです。
と代理の重要性を記載しておりますが、先日の株の時にウォーレンバフェット氏を信じ切れずに失敗した私の経験同様、今日は読んでくれ方に私の屍越えて行けと言わんばかりの記事を書こうと思っております。
本が優れているのはこれも代理なのです。
自分の代わりに誰かが失敗してくれています。
自分が失敗するより、代わりに失敗してもらって失敗の原因を教えてもらえれば、自分は失敗しない分、メンタル的、物理的コストを含めて遥かに有益で効率的です。
ということで、また私の気付きといいますか、今から20年近く前の話をしようかと思います。
何故、ブログのようなアウトプットを主体的に行うと良いのか?
何度か他の記事でも記載しましたが、私は新卒で会社に入ったころ、最悪でした。
目も当てられない惨劇の日々と言っても過言ではありません。
そして、これも何度も記載していますが当時の私はコミュ障であることに気づかないコミュ障でした。
おかげで、結構な誤解をされていることが多く、交友関係も狭かったと思います。
今なら、ブログをやる理由が言えますが、当時はただ流行っていたという理由だけで私はブログを作りました。
人は基本的に氷山の一角と言いますか、表に出ている僅かな部分でしかその人を判断しません。
何しろ皆、興味があるのは自分自身の事で相手に対して興味のすべてをつぎ込んでいるわけではなく、余程好意的か、魅力的な人物でない限り関心はありません。
なので、本来のその人がどういう人かは気づきにくく、大体は誤解されている事が多いです。
「実力?まだそんなこと言っているの?」という本があったかと思いますが、あれもパフォーマンスを行う事で実力以上に実力があるように誤解させた者が有利になると言う話だったかと思います。
で、私がブログを始めた結果、今ここで記載しているような記事を毎日更新しておりました。
結果どうなったか?
私に興味がなかった人が私に興味を持つようになり、交友関係が広がりました。
つまり、当時の会う表面的な私はとんでもなくつまらない、何も考えていないクズ野郎と誤解されていたと言う事が分かりました。
思考を文字にしてアウトプットする事で海面下に隠れた氷山の部分を見てもらい、正しく知人に把握してもらえるようになったのです。
そうすることで今まで邪険にされていた相手の行動が代わり、皆好意的になりました。
私自身は何も変わっていないのに。
これもやってみて初めて分かった事です。
そして、代理の話に繋がります。
そうか、私は見せ方が下手なのだから見せ方を努力するよりも自分の代わりに文章で自分の営業をしてもらえばいいんじゃないかと。
営業と言っても物を売るだけではなく、会社の面接も学校の面接も、口説きもすべて自分を売り込む行為、つまりは営業です。
自分自身の代わりに自分の文章に営業してもらう。
この結果、先に文章を読ませることで人間関係で好印象のスタートダッシュを切れることが増えました。
そして、質の高いアウトプットを続けて、日々発信をしていると、関係の薄い人や実際のお客さんが、毎日私のブログに営業されに来てくれることになります。
わざわざ行かないでもお客さんが毎日営業されに来てくれて、文章が自分の代理としてお客さんに自分を営業してくれる。
まさに自動営業ツールじゃないかと。
なので、2002年の最初のホームページから17年間、私は毎日ブログを更新しております。
今、休眠とこれを含め3つブログを持っております。
だからこそ、私が経験した結果をお伝えする意味も含め、アウトプットしましょう。
自分の代わりを作りましょう。
友人やお客さんに見せて恥ずかしくない文章を出し、それを見せる事で毎日自分に営業されに来たい人を作りましょう。
そう思っております。
T本さんがモンスターなのは私が想定する速度を超えて実行をするからです。
100人中99人は実行しません。
すぐに「やる」ことでそれだけで100人に1人になれるのです。
そして、やる人は100人に1人ですが、継続できる人は1000人に1人です。
多少なりともモチベーションが上がる記事になればなと思っております。
といってもこれ、推敲もしていないその場の平打ちなので誤字脱字はご容赦を。
これから作った社会人競馬サークルの活動に行ってきます。
思ったより、時間押していてやばいですが。
コメント
いやはや、さすがです。
たしかに逆ハロー効果といいますか、人間なんで仕方ないですが、一角で判断してしまいますよね、、私もそこは反省しないといけない。。
又聞きですが、キンコンの西野さんが言っていたそうです。
一つの仕事なら100人に1人になれる。
異なるもう一つ仕事で100人に1人になれば、
100×100=10000万人に1人だそうです。
さらに異なる仕事で100人に1人になれば、
10000×100=1000000人に1人になれるそうです。
また100人に1人になるには3年かかるそうです。ホリエモンてきにいうならば、
一つのことで3年にかけて100人に1人になるなら、3つの仕事を同時にやれば、
3年で、1000000人にひとりになれる!
by「多動力」ホリエモン
いずれにしても、普通の人だと普通に生きるのが厳しいご時勢なので希少性を持った人間になるように「行動」をし続けなければなりませんね。
A井と申します。
T本さん、N島さんにお誘いいただき、今回初めて参加させていただきました。
ほとんど、勉強会に参加したことがないので、どんな感じかと軽い気持ちで参加しました。
N島さんの株の話、T本さんの自己分析の話を聞き、仕事以外何もしていないことが恥ずかしくなりました。
まずは簡単な所からと、N島さんのお話に出てきた「金持ち父さん。貧乏父さん」を購入してみました笑
今後ともよろしくお願いいたします。
A井さん
素晴らしいですね!!行動ちょっぱやです!!
私はまだ買ってないんです。。
よかったら今度印象に残ったのをご教示ください!!
流石行動が早いですね。
コメントありがとうございます。
金持ち父さんは10年以上前に大流行しましたし、間違っていないと思える事が書いてありました。
ただ、当時から実践し続けている人は今はいないのではないでしょうか。
大事な考え方だと思いますので、繰り返し読んでいただければと思います。