最近、オトナと子供が逆転している気がする。子供はどんなことでも果敢にチャレンジし、好きなように行動している。
オトナは、好きでもない仕事を、辛い辛いと言いながら、世の中変だなーなんて言って過ごしている。
幼少期は家族はいたが、事情的にほとんど兄と過ごしていた。父ちゃんには別の家庭もあった。金もなく学校へいくこともできない。
そこで、私立学校でずっと成績優秀であれば学費がタダの学校へいった。勉強が好きなわけではなかったが、トップじゃないと学校いけなかったことから、6年間すべてトップだった。
小学校5年生くらいのとき、勉強ではなくスポーツで世の中を逃げ切ってやろうと思った。しかし日本の世の中は遊びのようなスポーツで人生をやっていこうとすると、甘いよ と言われる現状だった。
子供の時に好きでもない勉強でずっと頑張ってきたんだから、オトナになったら好きにいこうと誓った。
‐武井壮のスポーツ理論
スポーツを極めて生きていくことはギャンブルである
小学校5年生のときに、友達との野球で、毎打席ホームラン打ちたいと思ったけど打てなかった。なぜだろうと考えた。
毎日水を飲もうとペットボトル開けて飲もうとすれば飲める。
なのに、なぜホームランは打てないのか。先生だとかコーチだとかいろんな人に聞いたが、わからなかった。
また、返ってきた答えが、「まぐれじゃないけど、そうやってみんな努力しているんだよ」
そこまで練習して、まぐれかどうかわからないものに、人生をかけることが心ともなかった。
ある日、父ちゃんが、発売したばかりのビデオを買ってきて、野球しているところを撮ってくれた。当時、西武ライオンズのファンだったのでそのピッチャーをマネしていたが、全然フォームが違っていた。
そこで気づいた。
自分の目に見えているものしか、身体に運ぶことができない
投げるフォームでは手が後ろにある状態はわからないのと同時に
頭の中に描いていても、思った通りに動かせないというに気づいた。
それから毎日、スポーツをやる前にまず、自分の体を思うように動かすためのトレーニングから始めよう。
腕をまっすぐ上にあげようと頭で考えて行動しても、実際は斜めっていた。
1か月、どうやったらまっすぐ腕が伸ばせるか、どうやったら思うように身体が動くか、あらゆる関節を含めて試した結果、
どのスポーツをやる人よりも、思った通りに身体を動かせるようになった。
ということは、1か月、知らないことを本気で調べ続けたら、周りにいる誰よりも詳しくなれる。
これを大学にはいって、陸上に打ち込んだら、2年半で陸上の十種競技の日本チャンピオンになった。
しかし、チャンピオンになっても、一歩外出たらだれも俺のことを知らなかったし、知ろうとするひともいなかった。
これは相当にショックだった。
じゃあ世の中で価値あるものってなんだろうか?
何で飯を食えるだろうと本当に悩んで30歳になってしまった。
知っているか知らないか、僕は8年間家がなかった。当時、芸人さんと知り合っていろんな人と出会い初めた。
芸人さんとご飯行くと本当におもしろくて、笑いがとまらない。
森山直太朗さんのライブに行くと歌を歌うだけで観客が涙するなんて、魔法使いじゃないかと思った。
価値があるものってなんだろう?
それは【人が求める数】ということ。
どんなに世界にとって品質がいい商品ができても、誰もしらなければ、これは価値があるとはいえない。
陸上で例えるなら、
トップ選手は2500人いる。しかし、陸上の大会で年1回しかないのに、スタジアムが満員になっているのを見たことがない。
スポーツ選手を育てようと日本が育成をはじめたことで、トップになる選手、有名になる選手が増えた。
例えば、野球の大谷、ゴルフの石川、テニスの錦織などなど
たしかに実力ある選手がでてきた、しかし、トップ選手、有名選手になれない人も増えた。
ということは、有名でもない、トップでもない=価値がないということ。
皆さんクリケットってご存じでしょうか??
インドではクリケットが大変人気。世界で一番競技人口が多いのはサッカー、二番目にクリケット。
クリケットのトップ選手の年俸がご存じですか?野球選手のトップ年俸は5億円です。
クリケットは・・・・・・・・・・27億円です。
インドでは12億人の人口で、クリケットに企業が投資している、協賛しているからこその年俸。空港下りればクリケットの
広告だらけ。
小さいころから、スポーツに励むよう、将来スポーツ選手にしたいという親がいるなら、どんあスポーツに価値があり
年収、競技人口、世界レベル、そういったことをあらかじめ子供に教えるべきではないか。
人の価値、商品の価値というのは
クオリティではない。
どんなにいいものでも、誰も必要としなければ価値があるとは言えない。
武井壮がマスターズ陸上で優勝したことが、一時間後にはYahoo!ニュースのトップになっていた。現役選手に比べたら大したタイムでもないのに、誰よりも目立つことができた。これはひとえに、武井壮がトップニュースになることに、価値があると思われているからだ。
おそらく何をやってもYahoo!ニュースに取り上げられるだろう。
途中ですが、以上です。
ものすごい量の情報ですよね、価値って本当に難しい。
何をやるかもそうですが、誰がやるか に価値があるような気がしてしまいました。営業勉強会も私ではなく、ホリエモンだったら
もっともっと人数が多いのでしょう(笑)
T本と同じ時間を過ごすのが価値があると思ってくれるのか、それともやる内容に価値があるから来るのか
参加メンバーの皆さんはどうでしょうか。これからも人数はどんどん増やしていくつもりですが、
どっちにしろ、自分にとって価値がないなら参加はしないほうがいいと、私は思います。
人により、価値観は様々ですよね。
私が勉強会をする、そこに時間を使うのは価値があると思っているからです。
今の今価値があるのもそうですが、将来価値が上がるとも考えています。いろんな人が集まり、知り合うことはまさに一期一会
その瞬間しか出会うことがないこともありえます。また、人が集まる場所というのはいろんな情報が飛び交います。情報が価値を生む、運ぶそれも一つの価値ですね。やはり大事なのは繋がりですね。この時代、一人ではやはり生きていけない、支えあって協力し合うこと、Win-Winの関係になることが大事ですね。
武井壮、すばらしい!!!
コメント
この記事面白いと思う。
価値は求める人の数というのもうなずけるし、武井壮をすごいと思った事はなかったけれども、実際はかなりクレバーなんじゃないかと感じて、物事表面だけじゃわからないものだなと思わされたよ。
武井壮は気づける人であり、考えているんだなと。
考えてますよね、、なぜ会社にかばんをもってくか?そのレベルですよね、さらに言うとかばんをどう持つか?のレベルでかね。そこに、着眼するひとすごいですよね。こういう人の話を聞くと本当に自分のレベルの低さをかんじます。