コミュニティの設立とその所属

N島

父が死んだ

と43歳の若さでノーベル文学賞を受賞したカミュの代表作「異邦人」の始まりみたいな文章を書きたかっただけですが、一応記事のきっかけです。

実は私の父が今年2019年2月に急に他界しました。

その通夜の日の事でした。

その日、8人兄弟だった父に残された最後の兄弟が茨城の取手から夫婦で駆けつけてくれました。

私には叔父にあたり、この叔父と私は30年ぶりの再会でした。

子供の頃の私はまるで覚えていなかったですし、一応と思い連絡したら本当の最後だからとわざわざ遠方からきてくれました。

そして、諸々話をすると、この叔父、驚くほど人間ができていました。

私にコミュ障の英才教育を施した父と違い、とても父と同じ血を引いているとは思えないほどの柔和なタイプの人物で、取手や土浦で卓球クラブの役員を複数やっているようでした。

その卓球クラブの所属人数も多く、元東大の教授、弁護士、弁理士、税理士等のそれなりに面白い人物が多数在籍しているらしいです。

それを聞いて、そういえばと思い起こすことがありました。

私も今でも現実にお会いして、一緒に沖縄旅行したりとか仲良くしていただいている方って、元々はインターネットのオフ会繋がりだったよなあと。

ネットで知り合って、実際に会いに来るようなアグレッシブと言うか主体性のある人間は総じて面白いです。

叔父の話を聞いて、そういった面白い人と会う場を作らなくてどうすると思いました。

74歳にもなって、父の通夜に駆けつけてくれた叔父が、毎日いろんな人と会って勉強できて楽しいと、60歳過ぎてから本当の勉強を始めることができたと心の底から楽しそうでした。

その卓球クラブの会員も全部で1000人以上いるみたいでしたし、、叔父が柔らかいため大体トップに祭り上げられ調整役をやっているようでした。

周りが勝手に担ぎ上げる方でした。

けれども、30年ぶりなのでほぼ初めましてでしたが、その話の通りなかなか叔父は魅力的な人物に映りました。

これほど魅力的で周りに担ぎ上げられるこの叔父が困った事が起きたら、その有能な卓球クラブの元東大の教授、、弁護士も弁理士も税理士も会計士も黙って叔父を助けるに決まっています。

それって私が常にそうあるべきだと思っている他力を得るってことなんじゃないかとその瞬間気付いたのです。

そうだよなと

何もしない事は何も生み出しませんし、好奇心がある人間が一番面白いですし、行動のアグレッシブさは刺激になります。

今まで、ネットで実際に会った人は基本的に皆自分より優秀で、刺激をかなりもらっています。

作れるにもかかわらず、その機会を設けない理由などあるだろうか?と私は思いました。

そう思わされた事もあり、父の通夜の場で叔父を見習って、よし私も神奈川県の社会人競馬サークルを作ろうと決意しました。

社会人が参加しやすい競馬サークルはそうはありません。

あっても影響力が少ないため少人数です。

私がそれほど影響力があるわけではないですが、15年もブログをやっている強みもあります。

だったら、私もやってみようじゃないか、まだ見ぬ面白い人に会うために。

と社会人競馬サークルを作りました。

ネットとyoutubeで募集し、42名ほど集めました。

実際に参加者はそれほど多くはありませんでしたが、やろうと思ってやったことで学べたこともありますし、第三回まで今のところサークル活動を実施しております。

で当然初めましての方にもお会いして刺激をいただきました。

でもこの他力を得る機会や、刺激を得る事って、自分が作ったコミュニティだけに限った話ではありません。。

例えば、この「営業のたまごの会」も大きなコミュニティになれば相互扶助グループになるかもしれないのです。

弁護士の方が入ったり、医者の方が入ったり、税理士の方が入ったり、保険の方が入ったり、そんな事が今後あれば、他力を得るコミュニティになるかもしれない。

あくまでも可能性の話ですが、だからこそ複数のコミュニティがあるのであれば積極的に主体的に参加したいと私は思っています。

世の中何があるか分かりません。

人の縁もどこで繋がるかも分かりません。

何もしない人には何も起きませんが、何かをした人には可能性が生まれます。

私のような投機が好きな虎視眈々といつか一発で金脈を当ててやりたいと思っている山師のような人間からすれば、可能性は存在さえすればよいのです。

0でなければ起きうるのですから。

だからこそ、この「営業のたまごの会」のコミュニティも大きくなればいいなと思っております。

T本さんには可能性を感じますし。

可能性は無限大、そしてそこに所属していることで得られる他力が存在する可能性もあるのです。

これはやらない理由がないよなと私は思ってしまいます。

以前にも記載したかもしれませんが、タリーズの創業者で元政治家、株式会社ベアーズの社外取締役、株式会社ベクトル取締役、株式会社メディアフラッグ取締役の「松田 公太」氏の言葉を借りれば、「幸運は他人が運ぶ物」

いい話やいい情報は他人から入ってくると言うのです。

ギャンブラー的に言い変えれば、人と会う事は期待値が高いと言う事です。

私は幸運は期待値が高い行為の繰り返しの末にやってくると思っておりますので、期待値の高い行為を繰り返しましょう。

それが人と会う事だったり、コミュニティに参加して人との縁づくりであると私は思います。

卓球クラブの叔父の話からそんなことを思わされました。

だからこそ、このコミュニティに所属していることも何らかの意味があり、これまた何らかの可能性があると言う事だと私は思います。

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