貧富の相続

N島

資産も負債も被相続人(自分の父か母がメインになるだろう)から相続を受ければ否が応でもどちらも自分の物として譲り受けることになっています。

なので、被相続人(一般的には故人)の負債が資産より多ければ、相続人は相続をしないと言う選択もできます。

これは一般的な遺産についての考え方ですが、世の中時間の経過と共に段々と複雑怪奇になっていき、最近はすべてがステルス(Stealth)なんじゃないかと思えます。

ちょっと前に記載した記事の年金が破たんする事の予告ともとれるような、ステルスエデュケーション(Stealth Education)と受け取れる老後2000万不足問題

広告も通常の広告では消費者の広告に対するリテラシーが上がっているためか、ほとんどがステルスマーケティングになっている気がします。

でもって、もう一つ。

日本は自由民主主義だと言われておりますが、以前にソビエト連邦が崩壊する前の事です。

ソ連崩壊につながったペレストロイカを実施した旧ソ連のゴルバチョフ書記長が日本は世界で最も成功した社会主義国と言っておりました。

どこがと思う方もいるかもしれませんが、よくよく考えると自由民主主義は名ばかりで実は日本にはほとんど自由がありません。

昨日の檻の格子の話と同じで、格子が見えない、もしくは見えづらいから不自由である事に気づいていないだけです。

というもの、何か新しい事をはじめようとすると、日本の場合必ず何かしらの規制に引っかかるようになっています。

つまり、何かして権力者に邪魔だと思われると難癖付け放題と言う事です。

そしてそれでそんな規制存在したの?と誰も知らないような規制にかこつけて刑事責任を取らされたりします。

これは自由なようで実はまったくもって自由ではなく、常にお上の都合によって生殺与奪を握られていると言う事になります。

とても自由とは言えず、日本はステルス社会主義だと私は思っています。

よくよく考えれば、最近のチケット転売禁止の規制も、資本主義であれば需給バランスに任せればいいと思うのですが、定価以上の価格で販売する事を禁止と聞くと個人的には資本主義でオークションならいいじゃないかと思うのですが、それも禁止なわけです。

さて、こういった規制が多くなると何が起きるかと言いますと、これまたステルスで江戸時代から続いている話です。

そうステルス身分制度です。

一般的な社会人が何かをして一般的を抜け出し、既得権益を持っている方々の既得権益を脅かすことは許されないわけです。

つまり、人は自由で平等だと表向きはなっていますが、実際は逆転を許さない生まれながらにして貧富の差が開いていくような規制が多々あると言うことになります。

これは農民の子は農民のように、経済力がない人は経済力がないまま生きていく事を固定化された隠された身分制度のように私は感じてしまうのですよね。

ただ、もちろんその固定化された身分制度のような経済力は100%そうではないとは思いますが、でもかなりの確率で親から子供にそのまま遺伝します。

というよりも、強制的に相続させられると言った方が正しいかもしれません。

それは何故かと言いますと、親の金融リテラシーがそのまま子供に刷り込まれるからです。

私の両親がコミュ障の英才教育を私に施したように、親の経済力と同じになるための常識が一番長く親と接している子供に自然と英才教育がされます。

結果親と同じ経済概念を持つ子供がまたそれを自分の子供に伝えていく。

そのため経済身分制度のようなループになりがちなのですよね。

勿論、そのループを抜け出すことは可能で、ちゃんと勉強をすれば疑問に気づけるようにはなっています。

ところが、この経済力の固定化と遺伝はこれまた恐ろしくて、教育費にそのまま直結することになります。

親の経済力の差によって子供の教育に格差が生まれ、それはそのまま年齢と共に開いていき、富豪の子供は富豪になるための教育を受け、その上位の経済的身分を保持し、経済力に乏しい親の子供は教育を満足に受けれず、より経済力が乏しくなる負のスパイラルに陥っていく。

なので、貧富の格差もそのまま教育格差になり子供に遺伝してしまうのですよね。

昔は金持ち3代続かないと言われておりました。

けれども、教育の重要性の認識は当時はなかったからだと思います。

金持ちが教育の重要性に気づいてきっちり教育を行い続ければ金持ち永代続いていくになっていくと思います。

よくある話が大卒の両親に育てられた子供は、両親が大格を卒業する事の有利さを理解しているため、子供も大学に行くものという刷り込みを行いますが、両親が高校卒業同士だと大学に行くメリットを知らないため、子供もそんな高い授業料を支払うのは馬鹿らしいと子供の進学率も極端に落ちると言います。

これも教育格差ですし、強制的相続の対象です。

抜け出すには読書量が一番いい気がしますが、それも最近の活字離れの時代にそこに気づける教育を受けた子供がどれだけいるかとここでも格差の相続が行われる気が個人的にはします。

ちょっと前に本田 望結(日本の女優、タレント、フィギュアスケート選手)の実家の話がヤフーニュースに書いてありました。

本田家は資産家の家族で毎年1人1人の教育費が1千万円だったそうです。

結果3姉妹全員フィギュアスケート選手ですし、かかった教育費もすでに回収し終えているのではないかと思うくらい著名です。

これも経済力で教育をかけた結果です。

そういえば、昔の話を思い出しましたが、私が12年付き合っていた彼女がいたのですが、その彼女の実家は奥さんが某宗教にハマリ散財した結果、あまり資産はなかったのですが、彼女の祖母がかなりの商売上手な方で、彼女の親戚は散財しなかったため富裕層でした。

そしてその富裕層はほぼ同じ血を引いているのに、兄弟皆私大最高峰の大学を卒業し、公認会計士などの資格を持っていました。

一方、私の彼女の兄弟は短大だったりして同じ血なのにブランドに差が出てしまいました。

何故か?

それが教育にかけた経済力の差だと今だと分かります。

そう考えると、経済力も教育も何もしないと強制遺伝で相続させられてしまうのです。

これがステルス身分制度の正体なんじゃないかと個人的には思いますが、だからこそ自分が読書などで勉強しないと、自分が怠けた分だけ子孫に負の遺産を相続させることになります。

なので、現状維持ではなく学ぼう、何かを実行しようとすることが重要なんじゃないかと思います。

私も教育費は安かったからなあ、だからこそ自分に教育費をかけられる今こそ書籍などで自己教育(勉強)をした方がいいのでしょうね。

本を読んだり、テストを受ける事だけが勉強ではなく、社会人になると新しい事に挑戦する事、面倒くさい事をやってみる事、こういったブログの発信もそうですがそれが本当の勉強になるのではないかなんて思います。

某モンスター営業のT本さんもブログ人生初の割には巧くかけているよなと驚かされます。

携帯から打っているのか、たまに誤字脱字が目も当てられない惨劇レベルになりますが(笑)

今、私が挑戦して勉強しようと思っているのがyoutube動画のアウトソーソングです。

全部自分でやってはいけないので、コンテンツは強い自信がある分、編集が上手くて動画編集が好きな方と手を組んで、ネットワークを広げたいと思っています。

それで視聴者を増やせれば、連動してココナラで私自身の競馬アプリを開発してもらっているので、youtubeで広告し、私のオリジナルアプリのダウンロードしてくれる人を増やしたいと思っています。

これもやってみるといろいろ勉強になって面白いです。

何もしない人には何も起きませんが、何かをやれば可能性が生まれます。

そして私もゴールドラッシュの時の人のように金脈を当てて一山当ててやりたいです。

でも、ゴールドラッシュの時に本当に儲かったのは金脈を見つけた人ではなくて、金脈を探しに来た人にジーパンを売ったリーバイス社なんですよね。

余談ですが。

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