最近、読書に苦戦しております。
今、三冊同時読みをしていますが、家用(休みの日)でビジョナリーカンパニーという本を読んでいるのですが、とても分厚い。
3センチほどでしょうか・・しかし内容がとても面白い。超優良企業と優良企業の違いはなにか?また、超優良企業の創業時のエピソード。
超優良企業の創業者は創業当時からすばらしいアイデアを持ち合わせていたのか?などなど世界の超優良企業20社と優良企業を比較調査して、これから起業する方やすでに経営者になっている方向けになっているらしいです。まだ500分の50ページなのでまだまだです。。
面白い本なのでじっくり読みたいと思います。
今回、紹介する本はビジョナリーカンパニーではないですが、とてもためになる本なのでまとめさせていただきました。結構、確信をついているので、ぜひ読んでいただきたいです。ちょっと紹介するのをやめようかと思ったほどいい本です。
それではどうぞ。
■どこでも誰とで働ける
どこでも誰とでも仕事をするためにはギブの習慣の積み重ね。
ギブアンドテイクではなく、常にギブでも構わない。見返りを求めずに行う。
もしあなたが職場になれないと思っているのであれば、それは自分で壁をつくっているだけ。与え続ければ壁は簡単に壊れる。
失敗を基準とした
DCPA とにかくどんどん実行して、あとから軌道修正すること。
DoとCheckをとにかく繰り返して、早く結果を出すこと。
失敗してもよいというのが、うまく回せるコツです。
−思考回数をどこまで、あげられるか が勝負を分ける
今の時代、専門家ですら一つのことだけでは生き残れなくなっている。次々と新しい分野を掘り下げる、連続専門家が必要。
自分の価値がコモディティ化するのを避けたければ、専門分野を増やすこと。
転職以外に、副業やボランティアなどの小さなことからいろいろ試してみる。試行回数がものいう時代。
やりたいことを決めるより、やらないことを決めるほうがよい
−マッキンゼー流 プロフェッショナルの条件
プロフェス=公言 公に誓いをたてること
会社に依存せずに、自分の名前で生きて行こうとすると、
自分になにができて、なにができないのかがわかる。
−プロとしてやっていくならアカウンタビリティが必須
自分の仕事を自分言葉で説明できなくてはならない。
コンサルタントは、なぜ君に大金を払わなくてはならないのか?というプレッシャーがある。
説明責任を果たし、お客様がコンサルタントの価値を認めたとき、それはコストではなく、投資に変わる。
−生産性をはかる指標 ROI
かけたリソースに対してのリターン
バリューを出せ=最小限の時間で最大限の効果をだせ
−相手の期待値をコントロールする
あなたの仕事を評価するのは、あなたの仕事相手。100%が期待値
1%でも下回れば不満となる。
100%がスタートライン
120%で予想以上
転職したあとの仕事は、〇〇ができます。などはあえて言わない。
むしろ、期待値を必要以上にあげないこと。
−仕事では全体像と制約条件と意思決定のプロセスを押さえる
マッキンゼーでは、普通では3年かかるプロジェクトを半年や一年でやらなければならない。マッキンゼーにいると3倍成長するといわれるのは、人の3倍働いているから。
最終的なアウトプットの中で、自分が果たすべき役割はなんなのか
制約条件とは、自分ではどうにもならないこと
例 クライアントから設定される予算など
なので、最初の打ち合わせで、目的と予算、コストをしっかり確認しておくこと。
−迷いをなくして、決断と行動を早くする方法
行動そのもののスピードをあげるよりも、行動に移るまでの時間を短縮すること。
思いついたら即行動できないのは、自分のなかで対話をはじめてしまっているからである。
これでよかったのか?別の方法があるんじゃないのか?
迷いがなくなると、即断即決でどんどん行動できる。
迷いがなくなると、自然と人がどんどんついてくる。
−Googleで重視される「ラショネール」
ラショネール=自分はなぜ行動をするのか
なぜ行動するのかを合理的に説明できるか?
Googleはこのラショネールがそろっていれば、どんな人物のアイデアだろうととおる。
合理的=何かをするときの、ちゃんとした理由
事実と数字を理詰めで示す
みんながやらないこと、やってはいけないと思っていることを、別の角度からラショネールすることができれば、実践できる。
−ハイパー性善説
人を信用することから入る性善説
人を疑うことからはいる性悪説
人を信用することから入るほうが圧倒的にアウトプットするスピードが早い。
Googleでは、人を疑うことことさえコストだと考えられている。
相手のいうことをいちいち疑って確認をとっていたら、それこそ時間がかかる。
それって、本当なのといちいち疑っていたらきりがない。
素直にうけいれて、トントンと積んだほうがよい。
−プロとしての成長と人を動かす熱量は自分事化からはじまる
自分事化=圧倒的な当事者意識。リクルートでは熱量という
自分が火の玉になって動くこで他の人にも移っていく。
−人を動かし、人を育てる会議術
会議、事前会議、振り返り会議
事前会議=会議でどこまですすめて、どこを次回に持ち越すか
会議=会議終了後に参加メンバーから、感想をメールでもらう
振り返り=反省と次回について
会議やミーティングは情報共有、意思決定、メンバーのコミットメントをとることです。わたしがやります!てきな
ものごとがどういうプロセスで進んでいて、どう改善すればよくなる。
会議も何を話し合うかではなく、どう話し合うか。
−どんな会議も活性化させる3つの方法
①会議の人数を制限すること メンバーは5人まで
②事と人を切り分ける だれがではなく、何をに言っているのか
③会議のメンバーにリラックスしてもらう
−人生をゲーム化できれば最強のメンタルになる
相手の地位が高いほど、否定的な意見ほど、ゲームの難易度は高い。
また、仕事の付き合いであれば期限付きのタイムリミットのあるゲームということになる。
転職して会社が変われば、あなたの評価もかわる。
ひとつの評価に依存しないためには、評価軸を何本ももつことである。
−どんな職場でも喜ばれる3種類の議事録
①現場視点から見た議事録本体
目の前の会議を要領よく、時系列にまとめる
②ディレクター視点のメモ
裏方からみた、聴取の様子、プレゼンターの発言の意図や身振り手振りなど
③プロデューサーの視点
会議はなんのために行われたのか、その研修はなんのために行われたのか、主催者側の視点が必要
会議の終わりには必ず、だれが、なにをいつまでにやるかを決めるためのリストアップすること。
会議を議論しただけで終わらせないように、かならず次回につなげる。
→質の高い議事録をつけられれば、その場でできてしまう。
■第二章
−会社をやめるつもりがなくても毎年転職活動をする
同じ会社で働き続けると、会社でのポジションは、わかっても外から見た自分の価値はわからない。
長くいればいるほど、自分に自信がなくなる。
いまの仕事しかないと思い込み、がんじからめになってしまう。
世の中での自分の価値を知るには、労働市場に身を置くことも大切。
日頃から転職活動して自分の価値を確認しないと、いざ転職するときに相手の思い通りになってしまう。
−いつでも辞められるから最高のパフォーマンスを発揮する
会社しろ、取引先にしろ、お客にしろ、ひとつだけに依存してしまうと、人間は自由を失ってしまう。
今いる会社、プロジェクトから一歩はなれて、別のところで客観的価値を確認する。普段から意識しておけば、精神的自由が確保される。
会社がこちらをいくらで雇いたいか提示するのと同じように、こちらも会社が3年後にどうなっているのかを見極める。
大事なのは、会社を一歩出たところで、自分にもこんな価値があるのだと実感すること。
いつでも辞められると思ったら会社の顔色を伺わず、自分の思ったことを大胆にできる。
会社にしがみついてる人は会社を変えることはできない。
やめる覚悟をもって辞めずに取り組む人。
−自分のスキルを細分化して副業で稼ぐ
会社以外で自分の居場所を確保する。会社は守ってくれない。副業やボランティアを通じて、別の世界とつながっておくと、いざというときの保険にもなる。
アメリカでは、プロジェクト会議、イベント、ボランティアもリモートで参加する時代。
自分のスキルはすべてお金に変えられる。
副業やボランティアをリモートで、自分のスキルを試す。
自分のもっているスキルを細分化して、一番上をお金に換金する。
スキルセットを外で試し、なにが通用するか、しないのかを見極める。
−ボランティア活動で自分のスキルの価値を知る
−社外ですごい人とつながって、認められる方法
−転職を目的ではなく、手段としても考える
−異動、転職では業種、職種をスライドさせる
同じ業界、同じ職種なするよりもどちらか一方をスライドさせたほうが成長が加速する。
職種を一定にして、業界をスライドさせること、自分のスキルを活かしてアウトプットしつつ、新しい知識をインプットできる。
気をつけることは、
仕事とは、自分一人で完結しているものでなく、雇用主、クライアントがいること。その人の期待を常に上回ることが選んでいただく条件となる。
−大きい会社と小さい会社を交互に経験する
大きな会社でそこそこのプロジェクトに携わり、小さい会社に転職すると肩書があがる。その肩書をもって大きな会社に転職する。大きな会社の肩書でしか得られない経験を積み、さらに小さい会社に転職する。
転職とは戦略である。
そこで骨をうずめるつもりがないなら、手段としての転職にほかならない。
会社に転職するよりも、プロジェクトに転職する。
転職するときに、そこで一生という思いを捨てれば攻めの転職ができる。
終身雇用ではなく、期間限定のプロジェクトに就職すると思えば、失敗したらもう終わりだと悲観的にならずにすむ。
より明確な意図をもって職探しができる。
ひとつの会社にいるのはまれである。リストラされるのを待つよりも、自ら主体的に仕事をえらんで成長のために役立てよう。
−辞めた会社にもギブし続ける
辞めたあとも情報をキブし続ければ、相手のためにもなるし、自分にも帰ってくる。
辞めたあとの人間関係のアフターフォローはとても大切。
−会社に投資に値する人間だと思わせる
人材不足が深刻するなか、大企業もクリエイティブな人間を採用しようと、中途採用が加速する。
ただ、大企業としてもうかうかしてられず、どうやったらいい人材が辞めないか、それを真剣に考えなければいけない時代。
今、企業向けのトレーニング市場がものすごく伸びている。
優秀な人をつなぎとめるためには、人材育成、人材研修にお金をかけて、社員の成長をサポートする姿勢を打ち出す必要がある。
外から来るのをまってられない。
会社の中の人を変えなければならない。
会社からの信頼と投資があれば、会社は成長のためにお金をかけてくれる。組織に残ったほうが得という考えも成り立つ。
会社もその他大勢にお金をかけようとは思わない。
外にでてスキルを身につける方法もあれば、会社のお金をつかって成長を加速させる方法もあるということ。
−始まりの場所似いる大切さ
自分の強みをつくったり、自分を成長させたりするのに一番簡単なのは、何かが始まる場所にいること。
みんなが一斉にスタートする場所なら、1、2年いるだけでプロになれる。
人の成長は、刺激×フィードバックで決まる。
−始まりの場所の見つけ方
5年後、10年後の変化を予測する。
テクノロジーの動向をウォッチしていれば、何年後にこんなことが起きそうだというのがみえてくる。
未来予測の資料を読むときは、一年前と3年前を同時に読むこと。
−ライフワークとライスワーク
いかに人生の中でライフワークを増やしていくか
ライフワークバランス
はモチベーション、充実感、収入が全然違う
最初はライスワークに支えてもらいながら、徐々にライフワークを増やしていく。
バランスは毎年かえてもいい。時にはライスワークが中心になることもある。
ライフワークの比率が高まったら、チームをつくり、ライスワークは若い人に任せて、より質の高いライフワークに集中する。
−楽天が教えたくれたAIに負けない働き方
Googleはテクノロジーによって「効率化」を極限までおしすすめる。
楽天は効率化したいなら絶対に手が出せないような商品ばかり
楽天はデパートでは手に入らないような商品の幅が広い。かつ、4万人の店長が出している。
効率化は個性がなくなる
好きを貫いて、とことん追求すれば、AIには負けない。
−自分の好きの市場価値が問われるようになる
−生き残りのヒントは三木谷曲線にある
楽天創業者 三木谷イズム
自分の好きをとことん突き詰めることが仕事になる
三木谷イズムの真髄は24時間、365日継続することにある。
その象徴が「一日1%の」の改善
毎日1%改善していくと、1.01の365乗で、一年で37.8倍になる
毎日1%手を抜くと、0.99の365乗で、一年で0.026倍になる
つまり、元の実力から40分の1にまで退化してしまう。
毎日の小さな改善は、ライバルもやります。
では、どこでさを付けるか。
三木谷曲線の登場
努力と仕事の結果は比例していない。
最初のうちは、いくら努力してもなかなか結果に結びつかない。他の人も同じような努力をしていて差がつきにくいからです。ところが、諦めずに努力を続けると、あるレベルを超えた瞬間、急激に伸びます。たいていの人は、そこまで努力できません。99・5%努力して、諦めてしまう。残りの0.5%、最後の最後まで粘って努力し続けた人だけが、結果をごっそり独り占めできるということです
大抵の人は80点で満足してしまう。そこから90点に引き上げるのがものすごく大変。
さらに95点にするのも大変。その差にどれだけリソースを注ぐげるかがライバルに圧倒的差をつける。
ただ、好きなことを毎日1%ずつ改善するのは、そんなに難しいことではない。
−ハッカーのように課題を発見して、解決する思考法
人間に求められるのは、何が世の中で問題になっていて、どんな課題を発見し解決しなくてはいけないのか?
人間にしか見つけられない課題を発見する。
グーグルでエンジニアに求められるのは、自ら解決可能な課題を設定し、それを最後までやりぬくこと。
最大の課題を最高のチームで挑戦する
−ストリートスマートで常識を変える
それまで誰も気づいていなかった課題を発見し、ビジネスチャンスにつなげるコツは、世の中の人たちがやってはいけないと勝手に思いこんでいることの「すきまを突く」ことです。「すきまを突く」といっても、重箱の隅をつつくようなやり方ではなく、その時、その場の状況に応じて臨機応変に、「それってこういうことだよね」とそもそもの本質に立ち返って考える力のことを指します。そうしたやり方は「ストリートスマート」と呼ばれています。
反対は教科書的な人、ブックスマートという
ある制約条件で100万のコスト以内とあった場合、その制約条件は妥当なのか?本当に100万なのか?と疑うのがストリートスマート
−AIも不可能なイノベーションを生み出す方法
イノベーションとは、一人のアイデアからスタートし、みんなの力を凝縮した結果である。
→GmailやGooglenowはそうやってつくられた。
Google創業者 ラリーペイジ
Googleはボトムアップイノベーション
勤務時間の2割をつかって、本業以外の何か新しいことに挑戦する 「20%ルール」がある。
日本企業はすでにあるものをボトムアップで改善していく
Googleは0→1のアイデアをあちこちで生み出すため、あえて20%ルールを取り入れている。
これはイケる!となればプロジェクトメンバーがどんどんアサインされ、唸りをあげる。
−スキルからエクスパティズをネットワークへ
好きなことはどんどん掘り下げることはできるが、強みはそのままにしておくと陳腐化する。
プロフェッショナルな仕事に必要なのは、
①スキル、②エクスパティーズ、③ネットワーク
強みを拡張し、強みを育てていくにはどうするか?
①スキル
例えば「営業職」で必要なスキル↓
課題を解決、提案するソリューション営業力
資料作成力
クロージング力
しかし上記以上に大切なのは、専門知識である。
これをエクスパティーズという。
②エクスパティーズ
ひとつの商材の特徴、さらには商材を扱うメーカー事由
さらには、その商材に関する法律など
ここまで知って専門知識という。
③ネットワーク
軽い意味での人脈ではなく、お互いにメリットになる相互関係。
ただし、エクスパティーズは過去の経験、実例だけでは足らなくなっており、常にアップデートされなければならない。
また、エクスパティーズを支えるのは「人の縁」です。
お互いに成長を交換することが大切。
−自分を成長させるために検索ワードを持って生きる
他人に与えられたテーマでなくて、自分なりの目的意識、問題意識をもって情報収集したほうが圧倒的に詳しくなる。
−アイコンを持てば、人間関係の強力な武器になる
ソーシャルなつながりで大事なのは、常に自己紹介をし続けることである。
毎日のように自分の情報をネットにアップしておけば、相手は自分のことを知っているから、距離はグッとちかくなる。
チームビルディングでは、お互いのことをよく知るのが大前提。
それには、お互いにある程度の量の情報を交換する必要がある。
−誰とでも仲良なれる3つの方法
コミュ障だからといって、ネットワークを拡張することを忘れると、自分の強みを拡大できない。
誰かと仲良くなるコツは3つの
①マイクロインタレスト=みんなとの共通の会話を自覚する
②自己開示=自分の弱みをさらけ出せるかどうか 一番大事
孫正義は弱みをさらけ出すのが得意とされている。
髪の毛が後退していると突っ込まれ、違う、私が前進しているのだといった 弱みをさらけ出すのはとても愛嬌がある
③コミットメント
結果を客観的な数字で受け止め、そこからにげない。
最後まで自分の責任でやりとげることは好かれる。
−ゴールを共有して一緒に大きな事を成し遂げる
いまの自分にとってのゴールはずっと同じではない。
遠ざかることもあるし、変わることもある。それは、相手や状況に応じてどんどん変わっているから。
変化する世の中では、昨日のゴールが突然なくなり、今日からまた違うゴールをめざすのはに日常茶飯事。
−手持ちの資産の回転を早めればどこでも豊かに生きられる
売上と支出を最適化すればどこでも生きていける。
豊かさが収入の額で決まる時代は終わった。
経済はどんどんパチンコ経済化する。
−やっぱりオオカミとゲゼルシャフト
ゲマインシャフト=損得を考えず人のことを思って行動する人
ゲゼルシャフト=利益でしか動かない人
謙虚とは、自分を他と比較しないという事。
以上です。
※第5回営業勉強会の告知※
7月19日(金)19時半~21時半 秋葉原
・テレアあぽってなに?必要?どうやんの?時代にあってんの?
・最近あった面白い話
・各々自ら取り組んだ活動報告
・新メンバー自己紹介プレゼン 今のところ11名くらいです!
また8月は2回開催予定です!
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