タイトルを見ると遂にN島壊れたかと思われかねないですが、大まじめです。
3連休最終日になってしまいましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
私N島は体調不良もありまして、英気を養い「何もしない」をしておりましたが、連休二日目はいつもの神社にお参りに行っていつものスパでゆっくりとお風呂に浸かりながら考え事をしておりました。
まあ、考えるだけで行動をしなければまったくもって意味がないのですが、私は回答を見つけないと行動に移す合理的な動機にならず、やらない理由になってしまう完全左脳人間なので、何を何のためにするかを自分なりに答えを出さないと何もしたくないのですよね。
なので奮い立たせるように、何かを行う事は一発当てるためのプロバビリティだと思って行動しております。
プロバビリティー【probability】とは
1 見込み。公算。蓋然 (がいぜん) 性。
2 確率
3 多分、可能性
凡そ上記の意味でミステリー小説にプロバビリティの殺人という完全犯罪のトリックがあります。
余談ですが、概要を記載します。
(以下内容)
幼児のいる家庭内のAがBに殺意を抱き、階上に寝室のあるBが、夜中階段を降りる時に、その頂上から転落させることを考える。
西洋の高い階段では打ちどころが悪ければ一命を失う可能性が充分ある。
その手段として、Aは幼児の玩具のマーブル(日本で云えばラムネの玉)を階段の上の足で踏みやすい場所においておく。
Bはそのガラス玉を踏まないかも知れない。又、踏んでも一命を失うほどの大けがはしないかも知れない。
しかし、目的を果たした場合も、失敗に終わつた場合も、Aは少しも疑われることはない。
誰でも、そのガラス玉は幼児が昼間そこへ忘れておいたものと考えるにちがいないからである。
このように、うまくいけば良し、たとえうまくいかなくても、少しも疑われる心配はなく、何度失敗しても、次々と同じような方法をくり返して、いつかは目的を達すればよいという殺人方法は、一般的に「プロバビリティーの殺人」と呼ばれている。
「必ず」ではなく「うまくいけば」という方法だからである。
これをテーマとした作品は古くからある。一例をあげると、R・L・スティヴンスンの「殺人なりや?」という短編には、人間の好奇心と「天邪鬼」の心理を巧みに利用したプロバビリティーの殺人が描かれている。
それは、ある伯爵がある男爵に復讐する話で、両人がローマに滞在中のある時、伯爵は何気ない体で、男爵に自分の見た妙な夢の話をする。
「私は昨夜ふしぎな夢を見た。君の出てくる夢だ。君が私の夢の中で、ローマ郊外のある地下墓地(ローマ名物のカタコム)に入るのを見た。私はあんな墓地があるかどうか知らないが、夢の中でそこへ行つた道順や沿道の景色までハッキリ覚えている」とこれを詳しく話し、「君はそこで自動車を降りて、その地下墓地を見物するために入って行った。
私もそのあとからついて行つた。荒れはてた物凄い地下道だった。君はその暗黒の中を、懐中電燈をたよりに、ズンズン進んで行った。私は君がなんだか無限の地の底へ消えて行くような心細い気分になって、もうよしたまえ、早く帰ろうと、何度も声をかけたが、君は見向きもしないで、暗闇の奥へと進んで行った。・・・・妙な夢を見たものだ」と印象深く話してきかせる。
それから数日後のある日、夢物語を聞かされた男爵が、自動車で郊外をドライブしていると、偶然、伯爵の見た夢の中の景色とそっくりの田舎道を通りかかる。探して見ると、夢と同じ地下墓地もちゃんとそこにあった。夢と現実のふしぎな一致。男爵は好奇心にかられて、懐中電燈をつけて、その墓穴に入って見ないではいられなかった。夢と全く同じことを繰り返すという一種異様の興味が彼をそそのかしたのだ。彼は墓穴の奥へ奥へと進んで行った。そして、ハッと思うと、何にかにつまずいて、突然足の下の地面がなくなり、そこにあった古井戸の中におちこんで行った。助けを呼んでも人はいない。男爵はついにそこで絶命してしまう。
こうして伯爵は復讐の目的を果たした。彼の夢物語は作為の嘘で、実は数日前、彼自身その墓穴を見物したことがあり、その奥の古井戸のてすりが、古くなって壊れていることをちゃんと知っていたのだ。作者は「これが果して殺人罪と云えるだろうか」と、それを疑問符つきの題名をしたのである。
日本では谷崎潤一郎氏が、「プロバビリティーの殺人」に先鞭をつけている。
同氏の「途上」という初期の短編がそれだ。
夫が妻を殺そうとして、全く犯罪とならぬ手段を色々考える。
暖房のガス管の開閉ネジを、細君の寝室の人の足にさわりやすい所に取りつけさせ、女中などがうっかりそのそばを通って、着物の裾がさわり、ネジが開くことを予測するとか、自動車が衝突した場合、右側の座席にいた人が傷を受ける率が多いというので、いつも細君を右側に乗せるとか、これに類した一見悪意のない種々の試みをして、遂に細君を死に至らしめるという話である。
(ここまで)
と余談が長引いてしまいましたが、プロバビリティは何もミステリー小説だけではなく、人と会う事でも思いがけない情報やチャンスが巡ってくる可能性があると思っています。
だからこそ、何かを実行する理由として、答えがない時は「プロバビリティの成功」のためだと私は自分に言い聞かせています。
まあ、これも浅い知識としてこういったミステリー小説もあると言うネタになればと思います。
ではそろそろ表題です。
突然ですが、RPGの宿って凄いですよね。
いわゆるドラゴンクエストやファイナルファンタジーに代表されるあのロールプレイングゲーム(RPG)の宿です。
というのも、一晩寝るだけでどんな傷も体力もマジックポイント(精神力)も全快して超元気になるのです。
私ももう不惑の足音が聞こえてきて、いくら一日沢山寝たとしても蓄積した疲労が残り、一日で全快などありえません。
長年の不摂生で完璧な健康的で体力全快状態なんて今後ないのではないかという恐れすら抱いております。
毎日R-1とリポD2000を飲み、スパに行って指圧マッサージに行って、沢山寝ても疲労が抜けないのです。
肩凝りも酷いですし。
なので、私は実は疲労回復で困っております。
人の困りごとを解決、そのソリューションがビジネスの基本ですので、私同様に疲労感に悩まされている人は多いのではないかと思っております。
例えば、人と飲みに行って翌日仕事だと私は指圧マッサージでドーピングをするのですが、30代前半までは指圧マッサージで睡眠時間の時短が利きましたが最近では指圧マッサージに行ってもそれだけでは無理を押せなくなっております。
なので、なんとか疲労感を抜く方法がないか、RPGの宿みたいのはないかなとずっと考えておりそれがあれば需要は多々あるよなと思っております。
何しろ、あれば私自身が利用するのですから。
りらくるなどの1時間3000円の指圧マッサージ屋さんがかなり予約でいっぱいだったりして需要があります。
私がよく行くから分かるのですが、現代人は皆疲弊しているのだと思います。
そこで過去に考えたのがマッチングです。
指圧マッサージだけでは疲労が抜けきらないのだから、何かと組み合わせてRPGの宿とまではいなかくても、近い物はできないか?
そう考えた時に、酸素カプセル×指圧マッサージのマッチングを考えました。
意外に酸素カプセルってプラシーボ効果(偽薬効果)かもしれませんが、疲労が抜けて体調がよくなると個人的には感じます。
なので酸素カプセル内で指圧マッサージをしたら短い時間で疲労が回復できるんじゃないかと考えました。
ただ、これも静岡の方の工場で、酸素ルームを作っているメーカーを見つけたのですが、問題はその予算です。
私のような資本力の無い会社員が一発当てようと思ったら、原価0で何回でも失敗できる、やり直せることが条件になります。
ところが、この「酸素カプセル×指圧マッサージ」はいいアイディアだと個人的には思うのですが、原価が物凄くかかります。
人を募集するのもノウハウもないのでそれもリスクです。
テナント料も集客するチラシもそうですが、ある程度資本ができた第二、第三のビジネスだなと思うので、いつか第一の矢が的に刺さったらやってみたいとは思っていますが、いきなりスタートでやる事ではないなと思っております。
けれどもマッチングで、新しいものを作り出し、大手資本が模倣しないようなニッチな市場を狙うと言うのは重要なのではないかと思います。
そんなわけで。第一の矢は原価ほぼ0で利益率の高いランニング収益があるビジネスをしなければならないと思っておりますが、何を売るか。
その回答が出せずに悶々として湯船につかっておりました。
私の売れるノウハウは何か、何のサービスなら人の困ったの解決になり、参入障壁とニッチになり得るか。
いずれにしても原価0でなければならないため、物を売るはありえません。
サービスの提供というのは間違いないのですが、私が売れる価値あるサービスは何か?
その告知方法は?
集客方法と価値の見せ方は?
ランニングにし、定期的に支払っても良い価格帯とそのサービスのクオリティは?
まだまだスパに通う日が続きそうですが、答えが出るまで考え続けたいと思っております。
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