23歳 転職2社目の地獄~不動産なんか大っ嫌い~

過去の経験

ただいま22時半です。今日は見えないITの壁をすこしだけ壊すことができました。しかしながらまだまだ高い壁がのこっております。
早く自由になりたいと思いつつも社会のルール?会社のルール?というものに苦しめられております。

さて、明日はいよいよ、第6回営業勉強会ですね!
私は、主催者ながらとても楽しみにしています。なぜなら、私のやりたいことを全力でやっているからです。

内容は
・1か月の活動報告(自己成長のために取り組んだこと)
・3分間スピーチ
・なんでもプレゼン
・保険勉強会
となっています。

「学ぶ」ことについて、皆さんはどれくらい認識されていますでしょうか。大人になっても学ぶというのは、学生の頃の私であれば考えられなかったことですが、それにいち早く気づき、物事の本質を知りたいと深く考え抜いたひとだけが、今、私の年代で経営者になっているのかなとおもいます。

つい先日ですが、友人数人と飲みにいきましたが、まだ年齢も若いせい考え方や視野が狭いなと感じました。しかしそれは経験していることも違うので、責めるべきところではないとおもいます。
もったいないのは、視野が狭いことに気づかずに満足していることです。おそらくつまらないプライドや固定観念が邪魔して、考えることをやめてしまったのかと。自分がどんだけ狭い世界で生きているのか、それを知る必要があるわけです。

そんな私もまだまだ。。とくに23歳で2社目を経験したときをおもいだすと、恥ずかしい仕事ぶりだなと反省もします。
数年前ではあるものの、そんな昔話をします。

23歳 不動産賃貸の仲介業 「営業」

新卒で入社した地獄のようなブラック会社から逃げ出し、いきおいで転職したのが不動産賃貸の会社です。今でも結構な数を駅前でみかけるので、私がいたときよりも大きな会社になったのかなと、なんとも懐かしい感じです。
投資用ワンルームマンションの営業は相当なブラック、どちらかというと体力とか睡眠時間とか休みなしとかそういうハード面でした。
ただ、不動産賃貸においては、ハードが少々、あとはソフト面、精神面へのダメージがすごかったです。

電話営業ばかり、朝から夜までおこなっており、お客さんと直接会うこともなかった投資用ワンルームマンションの営業から、少しでもお客さんと接したいとおもい、飛び込んだ不動産賃貸の世界。
望んだとおり、接客は多く経験させてもらいました。しかしながら、やはり若いかな・・休みとか残業したくないとか、そのあたりの気持ちは本当に強くて、また、ノルマだとか休みの日に上司から電話だとかで、精神的にかなりきつかった・・・

1社目で相当に鍛えられたからこそ、きっとやれる!と信じていた自信が徐々に砕けていった1年間でした。1年たたずに半年で砕けていたとおもいますが・・

精神面は徐々にくるんですよね。最初はうっせーなくらいにしか思えなかったことも、毎日毎日言われ続けると、しかも反抗ができないとなると余計に溜め込むしかないじゃないですか。貯金はいいけどストレスはやーよ

仕事内容は、今思うと全然難しくなくて、ホームページを見たり、電話で問い合わせがきたお客さんに対して、店に呼び込んで、ニーズに合う物件を紹介して案内するだけなんですよ。だから、そこまで営業マンの質がよくなくても契約がとれてしまうという事実です。
また、不動産賃貸は固定給+歩合制なので、仲介手数料とハウスクリーニング、鍵交換代をオプションでつけた合計が、1か月で80万円以上だったら、10万円単位で1万円の歩合がつくという計算です。
なので、仲介手数料+ハウスクリーニング+鍵交換代=200万円
だとしたら、200万-80万円=120万円 1割が歩合なので12万円となります。
その時の固定給が額面で23万円なので多いときで35万円みたいな計算になります。不動産賃貸の繁忙期とは、主に1月~3月の学生の入学とか転勤とか就職とかの時期です。あとは夏の転勤時期なんかも繁忙期にあたりますね。
これは引越し屋さんも同じです、引越しも繁忙期はほぼ値引きはできませんが、10月なんかは暇なので、合い見積もりをとればほとんどが値下げに応じてくれますという豆知識です。

また、仲介手数料は実は二通りあります。そもそも不動産賃貸の仲介業は、その名の通り仲介なので、部屋を貸したい大家さんと部屋を借りたい借主さんの間に入って代行で部屋を貸します、探しますという仕事になっています。

なので、仲介手数料に関して言うとだいたい1か月分なんですが、家賃が10万円だとしたら、大家さんからも借主さんからも取れるわけです。そうなると合わせて20万円の手数料が入るので、丸儲けです。
大家さんによっては、手数料を2か月分、3か月分にする人もいたり、または物件が成約になれば営業マンにおひねりとして3万円の商品券などを渡したりして、なんとか部屋を埋めてもらえるようにと努力するひともいます。
そんなこんなで、営業マンは大体が仲介手数料とおひねりをもらうために物件をお客さんに紹介している人も少なくありません。

私が勤めていたときは、日々の静かなる暴言の積み重ねや、先輩による意味不明な胸ぐら事件など、理不尽なことが起きすぎで丁度1年で退職をしてしまい、逃げたように辞めました。

今思えば、仕事内容はそこそこ楽しかったな。辞めたのは上司と先輩のせいだな。と確信しています。人のせいにするわけではないですが、やはり、誰と働くか?という環境はほんとうに重要です。
一緒に働く上司、先輩に恵まれなければ時間を無駄にしているといっていいとおもいます。

胸ぐら事件も、出社した私にいきなり、当時32歳の先輩が胸ぐらをつかんできて、意味が分からず、そしてその時の店長も守ってくれず、トイレで泣いていたことを覚えています。私の契約を先輩が横取りして自分の売り上げにしていたのも覚えてます。社会人になって、泣いたのは2社目で二度目です(笑)一度目は投資用ワンルームマンションの営業とき、退職するときに課長に殴られて、なぜだか涙があふれでたのを覚えています。

そこから私は二度と営業職に就かない!不動産で働かない!と誓いました。

しかし皆さん、時間がたてば変わるもので、私は見ての通り営業マンをしています。
さらには営業大好き人間になってしまい、勉強会まで立ち上げているではありませんか。

さらには、営業コンサルの仕事で、不動産を探すところからはじめないといけない案件が最近もありますが、1年でも経験していたおかげで、探し方や仕組みがわかり、どのようにしたら不動産会社がうごいてくれるか?まで以前よりもレベルアップしているではありませんか。キャリアは現在のスキルに積み重ねるものですが、過去のスキルにさかのぼって今のスキルを上乗せすると、さらに新しいキャリアが形成されるんだなと新しい発見につながりました。
そしてなんと、当時の上司(パワハラではない上司)と連絡をとり、不動産を探すお手伝いをしてもらっています。

なんというご縁でしょうか。
人生ってわからないものですね、本当に。

いつどこで、誰と働くかはわからにものです。世界は狭い!日本は狭い!家では部屋も肩身も狭い!
そんなT本をこれからもよろしくお願いします。m(__)m

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