カミングアウトしてしまうと、本日自分のブログを3つ更新した後なので疲労しているのとネタ無し君です。
ただ、文字を打っていると意外にネタが出てきたりするのでたまにいきなりタイトルをつける前に書き出してみたりすることはあります。
で思いついたのが表題です。
人のニーズの本質ってなんだろうと考えてみるとそれほど難しくなくて、食欲、睡眠欲、性欲といった原始的欲求を除くと、大体の物事は時間に帰結します。
過去の記事にも書きましたが海外旅行も、その体感をしている時間を買っているわけですし、車も飛行機も移動時間の短縮を買っていたりします。
持ち切れない荷物を車に積めれば、往復して荷物を運んだりしないので時間の節約になりますし、重いと言う感覚と疲労する時間を回避しているとも言えます。
美味しい高価な食事も、美味しいと言う体験をしている時間を買っています。
そう考えると、世の中のサービスや物のほとんどが時間を売っていると私には思えます。
なので、人の時間を節約するサービスは必ず売れると思います。
どらえもんの「どこでもドア」が存在したら、その1回利用のレンタル料だけで相手次第では軽く年収稼げるでしょう。
ウォーレンバフェット氏の時間は昨日も記載しましたが90分(1回のランチ)で3億円です。
バフェット氏が90分以上かかる距離を秒で行ける「どこでもドア」があれば値引きしたとしても1回の利用料に2億円位の価値があると考えてもおかしくはありません。
どうすれば、他者の時間を節約できるか、クオリティの高い時間を提供できるか。
それが効果的であればあるほど売れるサービスだと思います。
マッサージも顧客に気持ちのいい時間を提供していますし、そのクオリティが高ければオリジナルティが高いので希少性から価値が上がります。
そんな中、意識してテレビを見ているわけではないのですが、ビジネス系のテレビはつい見てしまいます。
無一文で大成功している人特集なんかやっているのですが、これを見るととことんクオリティと拘りなのですよね。
例えば魚釣りのルアーで一発当てた社長は、そのルアーを使うとよく魚が釣れるのです。
そのために配色を研究したり、魚になったつもりで釣り竿から垂れるそのルアーが水中でどう見えるかを検証するためプールの中で泳いで追いかけて研究し、溺死しそうになったりしていました。
普通そこまでできないのですよね。
人間の飽きっぽさというか、クオリティを他が追随できないくらい高めれば絶対売れる事は分かっているのですが、そこまで一つの事に執着できる人はこれまた凄い人なのだろうなと感じてしまいます。
もう一方は家の庭の外観を異常なまでにこだわって高いクオリティを提供している庭師の方でした。
他の庭師が模倣できないレベルの高いクオリティを提供するからこそ高い価格で仕事の依頼がひっきりなしに来るわけです。
後、プロフェッショナルの流儀でも出ていた花屋、フラワーアーティスト、東信(あずま まこと)氏の話なんかも衝撃でした
NHKいい番組作るなとか思ってしまいます。
NHKから国民を守る党に袋叩きにあいそうですが。
その東氏のお花屋さんなんですが、お店には花が一本もなく、フルオーダーメード的な花屋さんで、お店の地下には水の入ったフラスコが並んでいるだけ。
注文が入ってから、最高の仕入れ先から仕入れて、花を渡す日に最高の状態で咲くように調整して一気に制作に取り掛かるらしいです。
これもクオリティで勝負しております。
ところが最初はまるで売れなかったそうです。
独立して完全オーダーメイド受注のこの「花のない花屋」を銀座にオープンしたのは東氏が25歳のときでした。
ところがこれがまったく売れない。いつ潰れてもおかしくはない苦しい日々が続きます。
それでも諦めずにいたところ、ある日病院のお見舞いに花を持っていきたいと言う女性が来た時に、気に入らなければお代は一切いらないから是非やらせてくれと言って、渾身の花束を作り上げます。
その見事さから女性の口コミで評判を呼び東氏の花屋は持ち直します。
その後も切花ごとの鮮度を維持する方法の研究を重ね、徐々に長持ちするという評判がたち、デザインに共感する人が現れ、店は軌道に乗ってゆくのでした。
これもクオリティの話で、誰も真似できないほどの高いクオリティであればプロとして生き残れるのですよね。
拘りとかプライドのように感じてちょっと違うと思っていましたが、でも拘らないと突き抜けたクオリティを提供するのは無理なのですよね。
米作り農家の話でもありましたが。
NHKのプロフェッショナルとフジテレビのザ・ノンフィクション、ガイアの夜明けとカンブリア宮殿とワールドビジネスサテライト、情熱大陸とNHKの大逆転は見ておいても損はないと思います。
でもプロフェッショナルとザノンフィクションは突き抜けている気がするんだよなあ・・・・
時間かクオリティか、どちらを選ぶかかなと思えますが、そう考えると世の中選択肢は無限にあるからチャンスしかないとか思ってしまいますよね。
未だに掴んでいないので一介のサラリーマンまだやってますが。
ただ、ふと思った時にT本さんの営業代行も突き抜けたクオリティになるとしたら、どこまでやるとそうなるんだろうとか可能性を感じるのはそのクオリティまで到達するカスタマーサクセスの領域までいけそうだと感じるかなのか。
ネタがないままそんなことを記事にしてしまいました。
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