誰しも相手に対して、バカにされたくない、負けたくないなどの意地の張り合いをくりだす部分はあるとおもいます。
私の今の仕事である医療コンサルタントでもそうです。
見た目が草食系ですし、年齢よりも少し若めに見られることもあるので、営業マンとしてお客様と接するときでも、今のクライアント病院の事務方の人でも、だいたい同じ感じで、「なめてきます」。
しかし、それは、あえてなめてくるように仕向けているのもあります。初対面では、素直に医療分野の経験が浅いとか、転職も6社目だとか、嫁が怖いとか、自分には大した実力はない、話すと、まあ相手は不信感でてきますよね。
むしろそう思ってもらったら仕事がやりやすくなりませんか?
実際、仕事なんて実行してみないと分からないこともたくさんありますから、どんなに初対面ですばらしいことを言っても、実力がなければあとでバレるわけです。
最初に大きく虚勢を張るからこそ、できなかったときの落差が激しい。だからあえて最初は、相手の想定を上回るくらいに自分を落とすことはギャップを与える上で重要なんです。
そうはいっても、本当に実力がなかったら悲しいので、そこは自力で力をつける必要があります。
H口さんのように、実力がある人ほど、遠慮深く、そして人に弱みを見せることができます。
弱みをさらけ出せるひとは、私の中で最強の営業マンです。
弱みを素直に言えない、自分の恥や失敗を素直に言えない人は、それに気づいていないので、言えない。ということになります。
弱点や恥、失敗を認めてないということになります。これができると、営業マンとしての実績もすごいでしょうね、きっと。
弱みや弱点、失敗は相手の共感を得ることができるので、親しみやすいんですよね。
完璧な人間ほど、私は近寄りがたいです。経歴やキャリアは完璧なのに、どこかアホらしいよなーなんて人とはぜひご飯にいきたい。そんな感じで、営業には共感という相手とのブリッジが必要なんです。このブリッジをいかにして、多く、素早く、正確に架けることができるか、これは実力が試されるとおもいます。
私のクライアント病院で、今日も事務方と営業活動をしてきましたが、事務方は50代のおっさんです。ポケモンのカビゴンの人間バージョンです。そんなカビゴンがPokemonGoをやっていたので、「ハッハッハ」という感じです。
そんなカビゴンと今日は、営業中に美味しいラーメン屋に行きました。いつもよりも長い時間すごし、同じ飯を食い、いろんな話を車でして、ときには私の転職回数をバカにしてくるけども、最終的には、「同じ病院で働かないか?」といつてくれました。
いろんな意味があると思います。
わたしの転職を心配して冗談でも声をかけてくれたかもしれせんが、私はポジティブに、なんだかんだ付き合いやすいのかな?と捉えちゃいました笑
バカにされても腹を立てませんし、コンサルタントっぽくないよね、と言われても、営業マンだからなーと思って笑って飲み込めるので、対立はしないわけです。
しかし、仕事なので言わないといけないことはいいます。
強く見せることで敵対することはあっても、
弱く見せるとは最終的に味方になってくれます。
自分の弱点を知り、素直に認めて克服するような努力人間になりたいT本でした。
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