経営者への道⑥~断る勇気~

経営者への道

昨日の台風に引き続き、現在は雷様と豪雨がまたもや空を荒らしていますです・・
そして昼間は36度を超す猛暑・・日本よ!大丈夫か!?  明日日本が沈没しても悔いのないように生きたいとおもう今日この頃です!

さてさて、経営者への道は楽ではありません。しかし苦でもありません。なぜなら一歩一歩確実に進んでいるからです。

今、私のクライアントである福祉事業の社長様のことでごぜーます。
以前より、方向性がブレブレであったことや、福祉事業を貿易事業の足掛かりにするような目論見があったりで、すっかり私は、社長様を信用できなくなっています。

さらに昨日、上乗せで信用ができないことがあり、さてさて、ここまでの態度をされているのであれば、今後の顧問契約を断ろうと考えています。
そう考えたとき、私の頭のなかではいろんなしがらみが浮かんできました。

・・初の顧問契約を逃してしまうのか!?10%

・・何を言われても続けていれば経験が財産になるか?10%

・・月5万円の顧問契約料は惜しいな5%

・・信用できない人と仕事をすることは人生もったいない40%

・・金さえ払えば人はどうにかなるという思考の持ち主と一緒にいるのはムダ35%

ということで、私は明日の朝、とある駅で待ち合わせをしますが、社長様の態度次第では、契約を断ることにしました!!

理由は先に述べたこと以外にありました。

それは、「私の足元を見ているから」です。
私がどうしても5万円の顧問契約料をほしいのだと、勘違いしており、その態度が文言としてLINEからにじみでていました。

私はこの約4か月、もちろんボランティアで自分のノウハウと時間を社長様に提供してきました。
やってきたのは下記の通りです。
・営業活動リストの作成
・医療機関リストの作成
・理念の創設支援
・求人募集にかかる要件検討
・不動産物件探し(毎週土曜日)
・福祉事業のチラシ作成
・人材紹介

とくに人材紹介では、私の信頼できる人を2人ほど紹介する予定で声をかけさせてもらっていました。
もちろん、単発で済むようなものならば今後もご紹介したいとは思いますが、そこで働くための人材の場合はそうはいきません。その方の人生もあります。私は当初、社長様が福祉事業に強い想いがあると感じていたからこそ、新規事業立ち上げは特に、適当な人選が事業の命に関わると考えて、紹介させていただいていました。

社長様以外に、実は取締役と言われる人が一人います。その人は社長様の元上司だそうです。私は一回もあったことありませんし、なにやら地方で事業を行う準備をしているそうです。社長様はよくその人に相談しているみたいです。

私は、無償とはいえ、時間と労力とノウハウを提供しても方向性がブレたり、人材を紹介していることを忘れ安易に貿易事業に走ろうとしたりすることを考えたとき、無償期間の期限を巻くことを提案することにしました。
いつものように土曜日の物件探しの時、物件が確定したら私も今まで以上に時間と労力をつかうことになるから顧問契約をしてくださいと伝えました。社長様もそれは考えていたようで二つ返事のOKでした。

私は決してお金がほしかったわけではありません。
そこは誤解のないように。
私自身のこの仕事に対する「覚悟」と相手にも私を顧問に迎えるという「覚悟」をしてほしかったのです。
また、今後方向性がブレてしまったときに同じような作業をすることで、時間のムダをなくしたいというのがありました。
時間のムダがでたときに、お金に変換することができればそれは補えたことになるからです。

そしてここが今回のポイントです。
昨日、社長様からこんなLINEがきました。

「顧問契約に関しては、協力医療機関が決定してからにしてほしい。取締役とも相談し実績のないコンサルと契約することに納得しておらず、実績を重視したいです。」と

これは通常で考えれば、ごもっともなお話しなので特に反発することはないのです。

ですが、今まで社長様の都合と方向性のブレがあったことから話が進まなかったことや、人材を紹介していること、上記もろもろの内容を一緒に4か月やってきたことに対することは一切ないわけです。

また、福祉事業をおこなう物件が決まってもいないのに医療機関の連携を早くしろ!といってくるものだから
早速アポイントを取ったら
社長様「その日は研修があって・・あれ、言ってなかったでしたっけ?」と。

T本「わかりました。では名刺も作ってないし、パンフレットもないけどもとりあえず挨拶にいって、次に社長様を連れていけるように段取り組んどきます」

社長様「じゃあ研修にいってもいいという理解でいいですね」

こらぁぁぁぁぁ!
こっちは夏休みつぶしてんじゃい!!お礼の一つでも言わんかい!!

と心の声が叫んでしまいました、心の中で。

通常ならこんな話はよくあることなんで、気にもとめないのですが、どうにも「金払ってやってんだから。」とか「契約ほしいんだろ?」的なことを口には出さないけども態度で出ているので、それならば断わってやろうと。
別に契約が欲しいわけでもなく、お金がほしいわけでもなく、私がほしいのは『将来につながる経験』なのです。

私の好きな言葉は『お金はあとからついてくる』です!!

なので、いかにも金がほしいんだろうー?てきな態度が許せないのです。

サービスやモノの価値は、相手が感じることなのでそれに対して対価を決めるのは、基本はクライアントとの相談です。
なので、この4か月やってきたことに価値がないと感じているのであれば、それは仕方のないことです。
それであれば切ってくれればいいのです。それを明日、言いに行きます!

私は昔からそうですね。今もそうかもしれませんが、感情が強めに出てくることがあります。
しかしそこは譲る気はありません。
T本ゆずるに改名します。いや、T本ゆずらない 羽生ゆずらないみたいな。

私の中でのコンサルタントは、経営者とのパートナーです。
都合のよい労力ではないのです。立場は対等です。そこは、決して ”ゆずらない”です。

ダメでもともと、実績は少しずつ つくっていきますよ。(-。-)y-゜゜゜

コメント

  1. N島@泥酔N島@泥酔 より:

    無責任なつもりはないけど、面白い

    英断だと思う。

    打ち合わせ楽しみにしてます。

    これだから可能性を感じると共に諸刃の剣なんだよなぁ

    正しすぎて滅んだのが石田三成

    けど、俺は支持するわ

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