さてT本さんがやたら更新するので勢いに圧倒されておりますが私もなんとか更新を。
最近思うのですが、自分に起きる結果は必然しか起きないなと思うのです。
というものT本さんが退社した私の勤務先ですが、必然と言わんばかりに業績が低迷しております。
どう見ても、最も営業のネットワークがある人が辞め、協力してくれていた他社や顧客との関係が悪化し、優秀な社員が毎月のように退職しているので、私には必然が起きているようにしか見えないのですが、会社はそう思っていないようで、従業員の仕事の質の問題と考えている節があります。
まあ、勤続年数が長い人が退職していくので仕事の質が低下していくのも必然なのですけれども。
従業員の問題と考える事がその必然を起こしていると私は思うのですが、こればかりは結果を受けて気づかない限りどうにもなりません。
そんな中、斎藤ひとり氏の言葉にる自己重要感を思い出しました。
ほぼほぼ原文を引用させてもらうと・・・
(以下原文)
成功するための秘訣があるとすれば,それは「楽しくしかたない生き方」をするにはどうしたらいいか考えることなのです。
どうすれば「楽しくてしかたない生き方」ができるのでしょうか。
そのためには,他人が持つ「自己重要感」を高めてあげることのなのです。
自己重要感というのは,自分がこの世の中でいかに大切な存在なのかを実感することです。
まわりの人から感謝されて,世の中の役に立っていることを自分自身が自覚したときほど幸せな瞬間はありません。
(ここまで)
そう人は自己重要感を高まる時幸せを感じます。
そのため、人は自分の自己重要感を高めてくれる人が好きです。
これも引用になってしまいますが・・・
でも人間というものは,自分の自己重要感を満たそうとする一方で、他人の自己重要感を奪い取ろうとします。
たとえば,他人の欠点を鋭く指摘して悦に入っているタイプの人がそうでしょう。
こういう人は嫌われます。
考えてみればパフォーマーってみんなそうですよね。
人前で誰かを貶めて謙譲語のように譲らせて自分を高めるパフォーマンスをする人は多いです。
そして、他人に自己重要感を与える一番の方法は,その人を褒めることです。
なんでもいいから、とにかく良いところを見つけて褒めるのです。
褒めて、褒めて、褒めまくるというくらいでちょうどいいでしょう。
そうすると相手は喜びます。
相手が喜ぶような褒め方をしたとき、あなたはその人に自己重要感を与えることができたことになります。
逆に、喜ばれない褒め方では意味がありません。
相手の人に喜んでもらうためには、あなたはその人に好かれなければなりません。
褒められて嬉しいのは,褒めてくれた人が好きな人だったり尊敬に値する人だからです。
嫌いな人から褒められても嬉しい人はいないはずです。
この話は私は本質を突いていると思っています。
現横浜市長の林文子氏の営業本でも書いてありました。
ついどこに行っても教育してしまうと。
その教育内容が褒める事らしいです。
ファミレスに行けば、従業員の女性のアクセサリーを素敵ねと褒める等です。
それが教育になるそうです。
そう考えた時に、ちょっとでも他人の自己重要感を高めることができればちょっと世の中が良くなります。
だったら、人の自己重要感を高めた方がよいに決まっています。
斎藤ひとり氏は個人的におススメの方ですが、内容が誰にでも分かりやすく書きすぎているため、逆に宗教染みているように見えてしまったりします。
ですけれども、よくよく読むと本質を突いている鋭い事を書いていたりすることがあります。
さて、人の自己重要感を高め続けた人と、貶め続けた人、それぞれに起きる必然は何でしょうか?
世の中は必然しか起きません。
そんなことを思わされました。
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