当たり前のことを当たり前にする

N島

表題は社会人としてもっとも常識的な事を書いていると思います。

ところが、実際は当たり前のことを当たり前にできていない人だらけという現実に衝撃を受けたりします。

これも認識の話になってしまうのですが、当たり前とは当人にとっての普通であり、常識です。

ですから、他の人から見たらそれは異常なことなのかもしれません。

ただ父の飲食店でもそうですが、今の仕事の営業もやっていて思うのですが、当たり前のことを当たり前にやっていればジャンジャン売れます。

本当にこれ衝撃的なくらい当然の話なのですが、皆間違った当たり前の認識なのですよね。

例えば飲食店で言えば、その日の売り上げがちょっと足りないとかで客からぼったくったり、客に集ったりすると、その客は次来ることに足が遠のきます。

そうすると、その客が連れてくるはずだった紹介客も失います。

ほんの一瞬の僅かな売り上げのために未来の大きな売り上げになるかもしれない客の信頼を失っているわけです。

ですから一見上手い接客でも、私は下手だなと思う事が多いです。

世の中正直さと、誠実さに敵う営業はないなと感じています。

無論、正直さと誠実さだけでは短期的には結果は出ませんが、客も馬鹿ではないので直ぐに気づきます。

大人なので態度に出さないだけです。

で、今の歯科の営業の仕事をしていて思うのが、自社も他社も含めて当たり前のことを当たり前にやる人が皆無に近いと思わされます。

対応一つ見ても、それ自分にやられたら自分だとしたら買う?と思えるような事を平気で言ったり、やったりします。

私は自分が客だったらムカついたら絶対にその人やその会社から買いません。

これは皆同じだと思います。

ですが、人は視点が一つしかないと自分の足元しか見えないため、自己都合の仕事をしてしまいます。

自分はムカついたら買わないのに、他人をムカつかせても自分から買ってもらえると思っているとしか思えないのですよね。

そもそもそれが他人をムカつかせているかすら分かっていないのではないかと思うのです。

ただ、まさかパチンコ業界よりも自社もライバル会社の営業も対応が悪い人が多いとは思っていなかったので衝撃です。

なので歯科業界はブルーオーシャンであり、パチンコ業界よりも相手が弱いです。

無論、歯科医師にも変な人は多いですが、それに慣れているためか他社の対応の悪さも業界特有なのだろうなと感じてしまいます。

おかげさまで、私は当たり前のことを当たり前にしているだけなのですが、紹介案件が多くちょっとこなせそうになくなってきました。

でも、何も特別な事などしていないのですよね。

ということは、皆が皆当たり前のことを当たり前にしていないから売れていないだけなんですよね。

自分が客だったら、果たして自分から買うかを常に意識すべきだと思うのですよね。

NOしか言わない営業から物は買わないし、腰が引けている営業からも普通買わないと思うのですよね。

ちゃんと客側のメリットを考慮したうえで、やれることをやれる範囲で最大限にやるだけでいいのですが。

少なくとも私は私が客だったら私から買うよなと思えるような当たり前のことをしているだけですが、それでもまだ入社して1年半でここ一か月で紹介10件くらいもらっています。

多分ですが、それを仕留めると仕留めた先がさらに紹介してくれ、私の代わりに私を営業してくれるので、仕事を回しきれなくなると思うですが、P業界の時も紹介狙いに徹してそれなりに紹介貰えていましたが、歯科業界の速度が加速しています。

よほど、ロクな営業がこの業界にいないのだろうなと思わされてしまいますが。

まあ、そもそもその当たり前を会社自体が間違って認識していると間違った教育を社員に施してしまうので、間違った営業が大量生産されるだけなんですけれどもね。

これって社会悪だよなと思ってしまったりもします。

そして、誤った教育をされた営業が他の会社に行き、本人も客も苦しみ、同僚や後輩に間違った教育を刷り込む

目も当てられない惨劇だなと感じてしまいますが。

そんなわけで、当たり前のことを当たり前にする。

それ、ちゃんとできているでしょうか。

自己都合で物を売ったり、仕事いないでしょうか。

皆自己都合のために生きておりますが、営業でそれをやってしまうと信用を損ないます。

そして営業にとって一番重要なのは信用で、これは目に見えません。

土地も著作権もそうですが、車などと違い目に見えません。

教育や教養もそうかもしれませんが、一般的に目に見えるものよりも目に見えないものの方が価格も価値も高い傾向にあります。

成功者たちの言葉一つとっても、目も見えるものしか信じない人ほど成功しないと言われております。

そりゃそうです、価値や価格の安いものしか信じていないのですから、本当の価値が分からない人がうまくいくはずがありません。

そう考えるとパフォーマーのパフォーマンスは自分の凄さを見える化しようとしているのかもしれませんね。

つまり、目に見えるものしか信じない相手に自分を都合の良いように見える化しようとしている。

パフォーマーにだけはならないようにしようと改めて思わされました。

私は私の思う当たり前を当たり前にやり続けようと再認識させられたという記事でした。

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