「俺、営業できますよ」という人は・・・

営業

お疲れ様です。

ただいま、総武線沿いの駅のスタバにいます。

 

 

スタバっていいですよね、いろんなカフェで仕事したことがありますが
スタバは長居するのに適しています。

 

それは、椅子、ソファ、テーブルの高さでしょうか。仕事内容によってはドトールでもいいけども、集中して取り組みたいときなどは特にスタバは落ち着くなと最近おもいます。

だから料金もそこそこ高いのかな??

 

 

前に空間の話をしましたね。

 

営業マンにとって、商談する場所、雰囲気などは自ら作り出すことが重要だと。
努力しても、相手がのってこないときもあります。
それは、相手がこちらに対しての警戒心がとても強いときですね。

 

そうなると、そもそもマイナスからの商談になるので、±0に上げるのがかなり大変。
もしかしたら1回では難しいですね、複数回のアプローチが必要かもしれない。

 

 

さて、最近、37歳で「俺、営業できまっせ」という人に出会いました。
清潔感あり、背も180センチを超えます。二児のパパらしいので、相当期待値高かったです。

 

営業をしてもらったら、議事録を記載してもらいますね。
どんな人に会って、どんなことを話して、相手の気持ちはどうだったのか、次に何をすべきなのか。

 

3日ほど訪問営業をした結果、議事録の内容の薄っぺらさに驚きました。

 

 

ほぼ全部、受付で資料渡して終わっているのです。

 

 

さすがにこの営業に営業代行料を払うとなると、クライアントからクレームが来ますわな。

 

会うべき人に会わず、アポが必要かどうかも見極められず、キーパーソンが誰かも調査せず・・・

こうなると、ただのアルバイトです。

 

 

今、この現状で営業活動をすることの真意を理解しなくてはなりませんね。

もちろん、大量に訪問することも大事です。
しかし、それであればDMでいいのです。

 

わざわざ交通費かけて、時間を割いて、靴のかかとをすり減らすことなんてないのです。

過去の訪問履歴も見ず、質問もなく、とりあえず行くなんてものは「暇つぶし」ですね。

 

 

なにがダメなのか??

 

 

この人の場合は、「営業できまっせ」と言ってしまったことですね。
37歳で「できる」というと、新卒ではないのだからある程度、どのように営業活動をするか、計画を立てるか、目的はなにか、どのように記録し、いつ提出するのか。

 

こういったことも総じて「営業できまっせ」となります。

 

できないならできない、経験が浅いなら浅い、不安があるなら不安がある と正直言うべきでしたね。

まあご本人はそれすらも分かってないかもしれません。
ということは、自分がどの分野でどの程度の仕事ができるか、自己分析ができてないのです。

 

自分の得意分野、不得意分野、できることできないことをしっかりと把握しなければ、転職しても意味ないですわ。

 

自分の強みを活かし、弱みを把握し、何をするために転職してきたのか。

一切、考えもしない人はただのロボットです。

 

 

前にも書きましたが、PDCAというのがあります。あまりにも簡単に、とりあえず言っている人が多いですが、
私の理解では、新規で白紙の状態から実行するなら「DO」からです。

 

思いついたことを羅列して、とにかく実行(情報収集)してみる。そこから「check」
とにかくこの繰り返しですね。

 

でもって、実際に実行したことがあるなら「check」からですかね。
現状を把握して、それから「Act」です。そんでもってまた「Do」ですね。

 

どこかの段階で多少の「Plan」は必要かもしれませんが、計画に時間をかけるなら行動したほうが早いです。

 

この37歳の男性は、プロジェクトに参入するうえでの現状把握は一切してないわけです。

とりあえず営業してこい!と言われてとりあえずする。

これでは未来ないですね。。

 

 

まあ私も人のことを言えたものではありませんが、上には上がいますから、常に自分の実力を客観視して、学ぶ姿勢を忘れてはいけないと心底おもった次第です。

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