協力できる人との条件の合致は難しいなと思います。
自分のやりたい事と他者のやりたい事があり、それがマッチしないとなかなか人と協力体制を作ることはできません。
例えばベクトルがあっていたとしても熱意と言いますか実行する意志の強さ、温度差などもあります。
後は認識ですよね。
今私は40歳になりましたが、経済は動いており、トヨタなどを含め大手の一部上場企業も終身雇用を守れないと現実に早期退職を始めております。
無論、景気が悪いわけではないのにそういう状態になっています。
また老後2000万円不足問題を考慮しても、もう会社員を定年までやっているだけでは生きていけない世界になっています。
ただ、我々は親の世代から何十年という当時の常識の刷り込みをされているため、日本のルールが変わったことに多くの人が気づけていません。
年金破たん問題も現実的で、我々が貰う時には誰が年金を支払うのかという現実が待っています。
大学を卒業するまではエスカレーターのようにある程度の道筋が立てられておりましたが、今は自分でビジネスを持たないと「普通に暮らすこと」ができない世界に替わってしまいました。
大げさなと思うかもしれませんが、少しも大げさではなく、重要なのは定期的なインカムの継続です。
年金制度は老後に年金という定額なインカムがあることの制度です。
ところがこれが破たんすると、老後にインカムがない人になってしまいます。
光熱費、税金、食費と生きていくうえで人間は必ずインカムが必要です。
ですが、それが枯渇することをすでに国に予告されている以上、自分で自動的なインカムを作り出さないと生活ができません。
生活保護費が年金より高額だと問題になっているケースもありますが、その生活保護費もいずれ出せなくなるんじゃないかと私は思います。
そう考えると、社会的なネットワークがあるうちに自分のネットワークを駆使してインカムが作られる状態にしないと悲惨な老後が待っています。
結構現実はシビアで厳しく、何もしない人には普通の生活すら与えられない時代になっています。
そこでそれに気づいている人とシェイクハンドし、今のうちに自らを救うための自動インカムシステムを作り上げなければなりません。
この問題の深刻さはそれを分かっている人同士で協力し合い、ノアの箱舟のような相互自助と言いますか、助かる仕組みづくりが必要です。
だからこそ、現在のポジションで可能なすべてをすべきなのだと私は思っております。
仕事が発生したら、仲間内で回してオールウィンになる関係づくりとその必要性を認識している人、信頼関係が構築できている人とそれを回しそういったグループを複数持つ事でどうにか生きていけるのではないかと思っております。
今、私がいけると思うのは歯科業界です。
大分衰退しているとは言われておりますが、他の業界からすればニッチな産業でライバルの営業も弱いし仕組みも脆弱で温い世界です。
ここで逆に言えば、ちゃんとした人と協業しパッケージで売れれば組み合わせで生きていけます。
例えばですが、結婚式が高いのは単発ではなくパッケージの商品だからです。
式のみ、料理のみ、衣裳のみ、動画編集のみの各々単体であればここは安価です。
けれどもそれを一つにまとめる事で利益が取れています。
このビジネスモデルは他にも言えて、会社の仕事のために新規開業の先生を囲い込むグループは作りますが、ここはついでの話です。
狙うべきはこの新規開業の先生の開業から閉院までのパッケージです。
例えば、今は会社として物件、建築などをやっていると思いますが、この建築や内装の部分も絡めれば組む人によって自動インカムシステムになりうります。
後は会社員としてだけでは生きていけない事をちゃんと認識している人と組めればと思いますが。
兎にも角にも自分が普通に生きていくためにも人と協力し合わなければなりません。
人の利益と自分の利益の共存をし、欲を出さない事、強欲でない相手と約束を守ってやっていければどうにか今なら生きていけます。
けれども、時代が進むにつれてそれも常識となり、後進組は入り込む余地がないかもしれません。
だからこそ、今なのですよね。
木の話と同じです。
木を植えるのに一番いいのは20年前です。
けれども今は20年前ではないので、不可能です。
次に木を植えるのにいいのは今すぐナウです。
だからこそ林先生のいつやるの?今でしょは正しいと思います。
会社の仕事をしながら自分を救うための仕組みづくりを進めたいと思います。
すべては生きるためのインカムを手にするために。
誰とどこなら手を組めるか、常に得た情報を吟味し、提案して自分が作るノアの箱舟の乗船客を増やしたいと思えます。
仕組みは一つでは足りません。
巨大な親HUBとなって、最低限の「普通の生活」ができる人間であり続けようと思います。
貯蓄は保険でもなんでもありません。
貨幣価値は変わります。
大事なのは定期的なインカムを切らさない事です。
生き残るために、自分のネットワークを広げ、サバイバルグループを複数作る交渉を提案し続けたいと思います。
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