チャンスの窓と言いますと、ロバート・キヨサキ氏の金持ち父さんと貧乏父さんを思い出します。
金持ち父さんの考え方はチャンスの窓が開くのをひたすら待ってそのために準備をしておくことでした。
物事は表裏一体で、ピンチはチャンスです。
世の中コロナ騒動でかなりのピンチ状態ですが、ある人にとってのピンチはある人にとってはチャンスになりうるのです。
バフェット氏の言葉を借りれば世界は変わってしまったという事です。
変化が起きたのであれば身分制度のように固定化された貧富の差に逆転が起こせるかもしれないチャンスという事だと思います。
丁度米国の失業保険申請が昨日発表されまして、そちらも8週間で3600万件オーバーです。
労働人口1億6千万にたいして3600万件の失業保険申請が出され、申請ベースの失業率は20%オーバーです。
世界恐慌の際の失業率のMAXは25%ですから恐ろしい数字です。
5月14日にアメリカで発表された失業保険申請は下記の通りです。
そして5月8日に発表された雇用統計は再就職もあるのか下記の通りでした。
非農業部門では2000万の失業者で失業率は14.7%
第二次世界大戦後最悪の数字です。
ここにきて、米国の有名企業が結構倒産しております。
日本でも有名なゴールドジムだったり、Jクルー・グループだったり、米百貨店大手JCペニーだったり、ニーマン・マーカスだったりが倒産
これほど破綻が増加しているのに株価が上昇している状態は明らかに異常だと感じます。
何よりもウォーレンバフェット氏が航空株をすべて売却し、銀行株も手放して現金にし始めました。
これをどういうことか考えると、バフェット氏はもう90歳になりますが、50年間での投資利回りは200万倍です。
100円が2億円になるような圧倒的高パフォーマンスを出してきた人が今更間違い続けるとは思えません。
人間、言葉には嘘がありますが、行動と結果には嘘がないです。
バフェット氏が株を売って現金化しているという事は、銀行も貸し付けが焦げ付いて損失をだすと判断しているということだと思うのです。
なので私もバフェット氏が株を購入し始めるまでに可能な限り現金をかき集めたいと思っております
重要なのは何を信じるかなのですよね。
これに気づくのに私は10年以上かかってしまいました。
人は自分で物事を判断しているようで、刷り込まれた自分の中の常識に行動を選択させられているのです。
だからこそ自分が正しいと思い込みがちです。
結果を出しているなら正しくて問題はないのですが問題を抱えているとしたら自分は正しくはないのです。
正しいか否かの判断は結果から判断するしかありません。
そう考えると結果を出し続けているバフェット氏が私は間違っているとは思えません。
むしろ、自分の判断の方が結果的に間違っていると思うのです。
そのバフェット氏が株を売って現金を集めているというのはバフェット氏の行動なので事実です。
バフェット氏はニューヨークダウ平均が18000ドルになった際にも株を買いませんでした。
つまり、それでも割高という判断をして株を買わないという行動を取ったのです。
ということは結果を出し続けているバフェット氏は現状においてはニューヨークダウ平均が18000ドルでも高いと認識しているという事です。
となると、手が出せるのはニューヨークダウン平均が18000ドルを大きく割り込んでからです。
バフェット氏が何をするかに注目しております。
もし私が今の認識で2008年の時からバフェット氏を信じ切っていれば今頃会社員などせずに株だけで生きていけたでしょう。
バフェット氏が長い気をすることを祈るだけの毎日だったと思います。
でも、自分が正しいと信じてしまった私は過ちを犯しており未だにサラリーマンです。
散々間違えましたが、これにかんしてはもう間違えないと思っております。
ただ、正解を導き出したにもかかわらずもう時間がありません。(バフェット氏の年齢と寿命)
これがラストチャンスだと思っております。
だからこそバフェット氏が動き出すまでに現金を集め、チャンスの窓が開いたときに勝負がしたいと思います。
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